テキーラで牛脂を精製

3月のアンデリーズさんの石けん講座にご参加くださいましたみなさま、どうもありがとうございました。お酒シリーズ第6弾は、テキーラを使っておいしく牛脂を精製する方法をご紹介しました。メキシコ料理をヒントに、ミンチにした牛脂にテキーラとスパイスを加え、弱火で油脂を溶かしてみましたがいかがでしたでしょうか。牛肉の臭みはだいぶ抑えられていましたか?スパイスの他にローズマリーなどのハーブもおすすめです。よかったらお試しくださいね。

今回は500gの牛脂に100gのテキーラを使いましたが、テキーラの分量はもっと多くても構いません。おいしいソースの副産物が作りたかったらテキーラ多めでチャレンジしてみてくださいね。分量はどのように決めるのかというご質問をいただきましたが、本当に適当です。とは言っても、いい加減にレシピを作るのではなく、まずはどこかからスタートしてみて、そこから好みのレシピに磨いていく感じでしょうか。まずどんな分量でもいいから作ってみる。そして結果をみて、好みの状態に近づけるために調整する。また試作をし、結果をみる。それを繰り返していると、だんだん分量と結果の関係が見えてきます。苛性ソーダや水分量のように計算して出すものは別ですが、多くのオプション材料は何度か試行錯誤を繰り返すと好みの分量や自分にとって作りやすい分量などが出てきます。それは正解ではなく、あくまでも好みの分量です。私のレシピはシンプルでアレンジしやすくしてありますので、どうぞご自由に分量を変えて作ってくださいね。

アンデリーズさんでのシリーズ講座は今回を持ちまして一旦終了となります。毎回楽しみに参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました!最後ということで(私が!?)しんみりとならないように、楽しい宿題を出して終わりました。季節感があり、ちょっと意外性のあるモールドを使った石けんです。

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Mサイズの殻で60gくらいの石けん生地が入りました。

 

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Happy Easter!

 

写真はサンプルです。宿題は「殻をむいたら7層!レインボーたまご石けん」です。宿題が出来た方は、フェイスブックのtaosoapのページに投稿をお願いします。みなさまのチャレンジをお待ちしていまーす。